クリニックニュース

2017.03.27更新

《血液検査 糖代謝について》

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー):2ヶ月間の血糖値の平均を表します。7%以下が良好なコントロールと判断します

血糖値(グルコース):血液中の糖分量を表します。上記のHbA1cと違い、採血した時点での血糖値となります。直前の食事状況・服薬状況などで変化します。

インスリン:血液中のインスリン量を表します。直前の食事状況、服薬状況で変化します。またインスリンそのものを測定するため、インスリン注射療法で高値となります。通常はインスリン抵抗性指標であるHOMA-IRに使われることが多く、空腹状態で採血します。

Cペプチド(CPR):体内でインスリンが作るときに同時に作られるタンパクです。つまり自らの膵臓で作るインスリン量を表します。このため上記のインスリンと違いインスリン注射療法中でも自らのインスリンを作る力を見ることができます。こちらも空腹状態で採血します。

GAD抗体:1型糖尿病の判定に使われます。

投稿者: 遠藤クリニック

2016.08.06更新

最近一部週刊誌の報道を受けて

高血圧や糖尿病などの薬の服用をやめてしまう方がいらっしゃいます

薬の服用を止めることは病気を悪化させることにつながりますので

ご自身の判断で中止せず、ご相談ください

 

これらの週刊誌報道には事実誤認、拡大解釈が見られております

正確かつ客観性のある報道をお願い申し上げます

投稿者: 遠藤クリニック

2016.08.02更新

熱中症には気をつけてください

①水分をこまめに取る

②部屋はエアコンもしくは風通しをよくする

③外出時は帽子などをしましょう

予防が大事です!

投稿者: 遠藤クリニック

2016.06.30更新

「今日は食事を抜いたのにHbA1cはなぜ下がらないのでしょうか?」とよく聞かれます。

 

検査があるからせっかく食事を抜いたのに検査結果が思う通りにならないと残念になります。

 

では、なぜ下がらないのでしょうか?

 

実はHbA1cというのはブドウ糖がくっついた赤血球の割合いを測定しているのです。

 

高濃度のブドウ糖に長時間さらされるとブドウ糖は赤血球に沢山くっついてHbA1cが高くなります。

 

また赤血球の寿命は2ヶ月間ですので、HbA1cは2ヶ月間の血糖の平均値を表わす事になります。

 

つまり、検査の日にどんなに絶食しても、前日までの2ヶ月間が血糖が高いとHbA1cは上がってしまいます。

 

しかし、2ヶ月間頑張ると、検査の日に飲み食いしてもHbA1cは上がらないのです。

 

まさにHbA1cは普段の生活が見える検査なのです。

 

投稿者: 遠藤クリニック

2016.06.14更新

当院で可能な甲状腺検査は甲状腺エコーと採血検査です。甲状腺エコーでは甲状腺癌、腺腫様甲状腺腫、バセドウ病、橋本病などが分かります。採血検査では甲状腺ホルモンを測定します。またバセドウ病や橋本病も採血で分かります。

なお、甲状腺エコーで甲状腺癌が疑われる場合は、細胞診という検査が必要になるため連携病院(ちば県民保健予防財団、東邦大学医療センター佐倉病院)へ紹介しています。

投稿者: 遠藤クリニック

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患者さんの気持ちに寄り添える医療を 遠藤クリニックでは患者さんの希望と、最善の治療方法が出来るような心がけをしています。遠藤クリニック TEL:043-277-3333
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当院は日本糖尿病学会専門医施設です
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