《糖尿病検査について 1》
2017.03.27更新
《血液検査 糖代謝について》
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー):2ヶ月間の血糖値の平均を表します。7%以下が良好なコントロールと判断します
血糖値(グルコース):血液中の糖分量を表します。上記のHbA1cと違い、採血した時点での血糖値となります。直前の食事状況・服薬状況などで変化します。
インスリン:血液中のインスリン量を表します。直前の食事状況、服薬状況で変化します。またインスリンそのものを測定するため、インスリン注射療法で高値となります。通常はインスリン抵抗性指標であるHOMA-IRに使われることが多く、空腹状態で採血します。
Cペプチド(CPR):体内でインスリンが作るときに同時に作られるタンパクです。つまり自らの膵臓で作るインスリン量を表します。このため上記のインスリンと違いインスリン注射療法中でも自らのインスリンを作る力を見ることができます。こちらも空腹状態で採血します。
GAD抗体:1型糖尿病の判定に使われます。
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